2012年05月21日
インプレ シマノ12レアニウムCi4+C3000HG

【シマノ12レアニウムCi4+の動画付きインプレッションです。】
個人的には2012年ピカ一のオススメリールです!12レアニウムCi4+!今回は超人気
だった旧モデル「09レアニウムCi4」からの進化について紹介していきたいと思います。
※参考までに 09レアニウムCi4のインプレ記事は コチラ!
まずは動画で外観や細部を御覧ください。
うーん。実は外観が唯一イマイチかなと思います。レアニウムはツインパワーやバイオマスター
とは異なる方向に行って欲しかったというのが正直なところです。09モデルはゴールド&グレー
で「庶民のステラ」みたいなのが良かったのに。。。。まぁ、奇をてらってカッコ悪くなるよりマシ
ですが・・・・
さて、肝心な機能の進化については以下でどうぞ!
「Ci4からCi4+」


今回のレアニウムの代名詞カーボン樹脂素材がCi4からCi4+に進化しました。細かい組成や
強度の増加は置いておいて、お陰で前作でも驚異的な軽さだった自重が更に軽量に!
もはや、12レアニウムCi4+より自重が軽いのはダイワさんのイグジストのみです!

「ライトウエイトコンセプト」
12レアニウムの進化は自重の軽さだけではありませんよ!今回は巻き心地の軽さにもアプ
ローチしてます。その秘密は「マグナムライトローター」。
ローターってのはこの部分。

つまり、ひたすら回転し続ける部分です。この部分にCi4+素材を配置し、設計もコンパクトに
することで、非常に巻きが軽くなってるんですねー。


※左がMLローター。右がノーマル。ローターの幅が狭く、コンパクトになってるの分かりますよね?
こういう自重の軽さ、そして巻きの軽さって、良く「軽くて楽だ」みたいな、「アングラーの快適さ」
視点で語られがちですが、それは二の次。では軽いと何が良いのか?それはズバリ
感度です!
回転運動に必要な力が軽ければ軽いほど、リトリーブ中の僅かな変化も手元に伝わりやすくなります。
自重も軽ければ軽いほど手元に情報が伝わりやすいです。例えば海中の潮目を巻き重りで感じたりとか。
魚の直接的なアタリでなくても、「さっきとちがう」違和感をヒントにさせてくれる感度です。
「X-ship」
「感度があがるなら、ローターの素材も全部樹脂にして、徹底的に巻取を軽くすればいいじゃ
ない?」っておもいませんか?でも、やっぱりダメなんですね。具体的には「パワー」と「滑らかさ」
が損なわれるんです。特にパワー不足は巻き抵抗の強いルアーが使いにくかったり、大物とのやり
取りも主導権が獲れなかったりしますし、また、流行りのハイギアモデルも使いづらかったりします。
、このパワーを補うのがシマノが10ステラから採用しているX-ship。大口径ギアを最適に配置すること
で回転運動のパワーロスを徹底的に排除したシマノ入魂のギアシステムです。(詳細はコチラ)
これによって、巻きの軽さとパワーが最新技術でバランスしているんですね。
ハイギアモデル

と、いうことで、巻き心地が軽くなって、パワーも増したので、今回の12レアニウムCi4+では
ハイギアモデルが多くラインナップされました!C2000HGS、C3000HG、4000XGなどなど。
ハイギアはキャスト回数が増えたり、ラインスラック処理が向上したり、ヒット後に魚との間合い
を瞬時に詰めてロッド勝負に持って行っけたりと、非常にメリットが多いです。ただし、最近は猫も
杓子もハイギアを選びがちですが、やはりノーマルギアに比べれば巻き心地が重かったり、パワー
が出なかったりというデメリットもあります。個人的にはハイギアでも十分な巻き軽さとパワーが約束さ
れた本作こそ、ノーマルギアの超絶レベルの巻き軽さと感度を味わうというのもオススメです。
特にリトリーブ重視のライトゲームやバチ抜けやワームゲームなどの比較的ライトなシーバスなど。
ちょっとした弱点
とは言え、残念なところもありますよ。全体からすれば些細かもしれませんがね。
残念その1 リジットサポートドラグ非対応
09モデル同様、通称「リジサポ」搭載は出来ませんでした。細いラインをドラグで対応するような釣りが
多い方については残念ですよねー。リジサポなら「より一層」安心なのです。
リジットサポートドラグとは・・・・スプール軸に固定されたベアリングで専用スプールを支えることによりドラグの首振りを極限まで抑え効き始めにラインがよりスムーズに放出され、リーリング時の「巻き感度」はブレがないため感度が向上するシステムです。管理釣り場、アジング、メバリングなど細糸に神経を注ぐライトゲーム
では特にこの恩恵は大きいです。
残念その2 脆弱なスプールリング
コレは前作から本当に疑問。そんなにコスト変わるのかな?それとも重くなるの?今回もアルミです。
ゴリッとやったら一発でアウトです。さすがにヴァンキッシュやステラみたいにチタンとは言わんですが、
バイオマスターのチタンコートくらいは対応して欲しかったです。特に細糸使う人にとってはリングの傷
は致命傷ですからね。購入された後は、取り扱いに気をつけましょう。
残念その3 AR-Cライトスプールなのか?


※左が12レアニウム 右がヴァンキッシュです
画像見比べると、スプールの肉厚がレアニウムのほうがかなり厚く見えるのは気のせい??
カタログ上はどちらもAR-Cライトスプールとなってますが、別物の気がします。自重の軽量化に
一番寄与しているのはやはりボディがCi4+担っている部分なんでしょうね。
その他小ネタ




左から
今回も生産向上はマレーシアです。なかなかこの価格でジャパンメイドは難しいですね
オイルインジェクションは対応しています注油メンテナンスも楽ちんになりました。
ハンドルは動画でも見て頂いた通り折りたたみ式なんですが、デザインがツインパワーとも違います
ハンドルは勿論捩じ込み式。ガタつきが少ない安心設計です。
総評
と、まぁ、あまりいいところばかり書いてもアレなんで、気になる部分もいくつか書きましたが、
総評としては現状この価格帯のリールでは完全に一人勝ちだと思います。12レアニウム。もう、
2万円前後で敢えてルビアスやシマノの旧Ci4モデルを買う人は非常に稀じゃないかと正直思い
ます。(つまり、対象品の値崩れがおきる??)それくらいこのモデルはコストパフォーマンスに
優れています。個人的な感覚になるのであまり書きませんが、巻き心地の滑らかさは同じ樹脂
ボディでも前作より遥かに滑らかですし、今回購入したC3000HGもSuperSHIP時代のハイギア
モデルよりも格段に巻き始めが軽くなっています。
ただ、サーフや磯でランカー狙いのシーバスゲーム、或いはカープフィッシングなどのパワーゲームでは、
アルミボディの堅牢なツインパの方が適している気もします。。。。
最後に・・・・頑張れダイワさん!!
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※価格・セール内容は、2012.5.21現在のものです。予告無く変更されます。ご注意ください。
Posted by いまたろう at 21:16│Comments(1)
│タックルインプレ
この記事へのコメント
フリームスにやられましたからね
必死でしょうね
必死でしょうね
Posted by おやじ at 2012年05月26日 19:32