インプレ シマノ14ステラ2500S

いまたろう

2014年03月23日 23:48

シマノ14ステラの動画付きインプレッションです。前作から4年。

左が14ステラ、右が10ステラ。って変わりませんね。



これまでの3年更新を1年延長して送り出した本作。過去最高の

巻き心地。画期的な防水機能など、新機能

満載の本作。実機を手にインプレッションしていきたいと思います。

尚、この記事はHpに掲載されている基本機能についてはあまり触れて

いません。詳細はシマノHpにてご確認下さい。


外観



並べてみました。

歴代のステラと比較するとシックですね。ボディは前作よりガンメタに。燻銀?

スプールも・・・

10ステラに比べて


14ステラはシンプルになりました。



「金ピカ」を好まない声も影響あるかもしれません。

シルエットはウォームシャフトの位置変更(コアフィットボディ)によって、かなり変わっ

てます。

形状が変わってますね。具体的には・・・


10ステラ AEROWRAPと書いてある部分がウォームシャフト。


14ステラ。ご覧のとおり、まったく形状が変わりました



この形状は意見が分かれますね。これまでの形状に愛着がある方は馴染め

ないかもしれません。が、私はすっきりしてて好きです。

巻き心地

これは驚きました。個体差かもしれませんが、私の所有する10ステラとは「別格」です。2月のフィ

ッシングショーの感想の中には「10ステラとそんなに変わらない。」という声もありましたが、私には

大違い。ギアノイズが極めて少ない。信じられないくらい滑らかに回ります。マイクロモジュールギ

アの影響でしょうか。アンタレスからステラへ転用する為に、発売が1年遅れたんじゃないかと勝手

に推測してます。本当にこの巻き心地は14ステラしか無いものだと感じます。

防水機能


IPX4相当。これが14ステラの新防水機能コアプロテクトの正式な規格です。

「防沫形。あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」、つまり

「船中やウェーディング時にかかる水滴は問題なし!使用後は頭から真水

シャワーをぶっかけてOK!」(ただし水没はNG!)。

コアプロテクトは撥水処理。わかりやすい動画がギアステーションの過去動画

でありました。画像から動画サイトへリンクします。※10分過ぎた当たりが説明

撥水処理説明です。



分かりやすい。。。。さすがジム!

この撥水処理がストッパーベアリング、

ボディ、ラインローラーの3カ所に適用され、ボディに至っては入水口




となりうるストッパーレバーを無くしてしまうという徹底ぶり。


左が10ステラ、右が14ステラです。

撥水処理はダイワ社の磁性油膜を利用するマグシールドと異なるアプローチです。ただ、「無接点=巻き心地に

影響なし」というこだわりは同じ。きちんとIPX規格で表現しているのはシマノだけなので、この辺は具体的で好

感もてます。ソルトアングラーにとっては非常に重要な要素でしょう。


互換性

メーカーサイトから拝借した10ステラと14ステラのスプール互換表です。

※1:ドラグノブをスプールと一緒に移し替えるならば使用可能
※2:#1000,C2000 シリーズに限り、※1の条件を満たす場合10 STELLAのスプールをNEW STELLAのボディに取り付けることのみは可能。
NEW STELLAのスプールを10 STELLAのボディに取り付けることはできません。


つまり、#1000系等を除けばドラグノブとスプールのセットで互換あり。っていうことですね。一応、10ステラC3000と14ステラ2500Sにて

確認してみました。




分かりますか?左が14ステラです。スプール、ドラグノブ、ハンドルすべて入れ替わってます。


ちなみに、身体測定もおこなってみました






ちなみに10ステラC3000のボディーは2500番なので、測定。


+4g。

分かりやすい差はココ


ドラグノブが14ステラの方が2g重いんですね。そりゃそうだ。

これだけ経が大きければ。その代わり、かなり肉は削いであるんですねどね。





スプールの互換も、ドラグノブが必ずセットになっている理由はコレです。

購入比較




10ステラ 価格差 5,000円程度

一部の10ステラファンの方、ごめんなさい。やはり正常進化としか言えない出来です。

少々の値上がり以上に14ステラに軍配が上がります。ただし、愛着の源「デザイン」。

これは個人の好みです。その他、もし、ストッパーレバーを多用する方は例外的に

10ステラがお勧めになります。

ヴァンキッシュ 価格差 18,000円程度

ヴァンキッシュが優るのは、自重と巻き始めの軽さ。つまり感度と操作性がすべてに

おいて優先される釣り。アジング、メバリング、エリアトラウト、バスのライトリグなどフ

ィネスシーンでしょう。しかし、フィネスこそ重要なドラグ性能。そして防水能力などで

は大きく差があり、大勢はステラを持ってれば間違いない。という結論になりそうです。

11ツインパワー価格差 27,000円程度

これはあくまで参考ですが。価格でいけばステラの半分で購入できます。しかしながら

アルミボディという非常に高強度なボディを持つことが特徴で、自重に目をつむれば、

シーバスやサーフ、海アメなど、パワーとタフさが必要とされる釣りには、最強のコスパ

もでると言って良いかと思います。

まとめ

14ステラ。ツインパワー、ヴァンキッシュと比較して価格差ほどの釣果に差は出ないで

しょう。ステラを選ぶのにこの類の議論は無意味です。

ステラを買う動機。人様々でしょうが

剛性、精度、相反する軽量化。これらのベストバランスこそステラの本質だと私は思います。

マグネシウムボディ、2500番以上のローターにアルミが使用され、ベールアームを可動させ

た際の「カチッ」音は惚れ惚れします。重量ルアーのリトリーブや魚とのファイト時に抵抗がか

かっても、ガタつかずシルキータッチのまま巻き取るパワー。ベンツの走りを想起させるステラ

特有の安定感は、ヴァンキッシュに代表されるCi4+系「クイック・レスポンスシリーズ」では無い

感覚です。この剛性を持たせたまま、わずかヴァンキッシュと30g差の自重を成立させている

ステラはやはり唯一無二ですね。14ステラは、更にその滑らかな巻き心地を進化させ、永く使

うための防水機能にも着手しました。

今あるスピニングの中で最も革新的で、もっとも優れたリール。

10ステラを始め、歴代のステラオーナーは勿論、いよいよステラに手を出そうかという

アングラーにも勿論、14ステラは最強のステラです!!


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