東濃のトラウトルアーマンもたまには海へ

フィッシングショーから話題の多かった１１バイオマスターです。実売価格でステラが

５、６万円（オイオイ）、ツインパワーが３万弱に対してバイオは18,000～15,000円程度と、

お小遣いサラリーマンアングラーには嬉しいお値段になってます。さて、そんなバイオ

マスターで今回特筆するべきは１０ステラで採用されたX-Shipが搭載されたことでしょう。

その思いはハンドルのエンブレムに現れとります。

で、X-shipというのはシマノさんイチオシの駆動系のシステムなんですが、自転車をイメージしていた

だけると早いらしいですね。自転車で重いギヤに入れると平坦な道を早く走れますよね。

でも坂道ではペダルが重い・・・これ、リールに置き換えるとハイギアリールも同じで巻き上げが早い

かわりに、巻きが重く、魚を掛けるとさらに重かった。しかしこのＸ－ＳＨＩPはこの巻き上げの伝導効率

を高次元で改善されたギヤシステムなので、ハイギヤ特有の巻き重りがなく、大物も楽に寄せられる

と。

※さらに詳しい動画解説は→コチラでドウゾ。

さて、実際届いた１１バイオマスターですが、外観はシマノらしいスッキリデザインですね。


でもハンドルにデザインされたX-shipのロゴも違和感ないし、好感もてます。

肝心の巻き心地はやはりシマノらしい「巻いてる」ことを実感できるヌルっとした手応えで良いです。

ダイワの「軽さ≒巻きすぎてしまう」に対して「やや重め≒必要なだけ巻ける」といった特徴かな。

私、１１ツインパワーは分かりませんが、新品の０８ツインパワーより軽く感じました。

ボディもインジェクション（ねじこみ）式のハンドルを始めガタつきは感じないし、剛性がシッカリしてます。

かといって重く感じる訳でもないと、このフィーリングバランスは秀逸だと思います。

そして、細かいとこですが、ドラグとつまみのクリック音は結構激しいですね。



静かなシマノを理想としている方は実物を店舗で要チェックかも知れません。管釣りなんかでは

結構気になります。ちなみに、私のシマノドラグ音で好きなのは06ツインパワーMgの音。コイツは

ホント静かです。今回のバイオでも搭載されなかったリジッドサポートドラグの有無による差なのか

分かりませんが、5年前のモデルとはいえ、上位機種は別格の部分って確かにありますね。

その他小ネタとしては

①ラインローラーオイルインジェクション


ラインローラー内部へ直接オイルを噴射できる「イージーメンテナンス」機能ですね。

②サイドホールドマシンカットハンドル


ステラ、ツインパワーと同じインジェクション（ねじこみ）式ですが、更に内側へ折りたためる構造に
なったため、収納が容易になってます。

③バイオフィットグリップ

触りごこち良いですね。ダイワの言うコルクノブと遜色ないと個人的には思います。


④ボルトレスデザイン・・・・・にはならず。

これもツインパワーどまりですね。バイオは今回もネジみえてます。個人的には気にならんけど。


ちなみに今年に入って私が購入インプレしてきたリールは

ダイワ　１１フリームス　と　ダイワ　月下美人MX２００４　ということで、実売価格的には

11バイオマスターが数千円程度高いわけですが、私的な見解で行くとやはり総合力は

価格通りこのバイオマスターが少し秀でているかなとおもいます。特にハンドルまわり

の造りやリーリング時のガタつきなど剛性の面で。しかし、11フリームスや月下美人を

買った後にバイオにすれば良かったー・・・・と後悔するほどのモノでも無いと思います。

11フリームスを購入して、バイオとの差額にルアーやライン類を補充するのも全然あり

ではないかと思います。ただ、フリームスにはハイギヤモデルがラインナップに

無いですからね。C2000SHGや4000HGあたりはフリームスでは補えないモデルですね。


※２０１１年８月発売のダイワ「１１カルディア」との比較記事をアップしました！　



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最新リールの動画付きインプレ記事はコチラから！

シマノ　New１２アンタレス
シマノ　１２ヴァンキッシュ
アブガルシア　AMBレボLT
ダイワ　New１２レガリス
ダイワ　１１カルディア
シマノ　１１ツインパワー
ダイワ　１１フリームス
シマノ　１１バイオマスター
シマノ　０８ソアレBB
シマノ　０９レアニウムCi4
ダイワ　０９月下美人MX
アブガルシア　１０レボネオス
ダイワ　１０レブロスMX

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