東濃のトラウトルアーマンもたまには海へ

敦賀のビッグフィンスクイッドさんでジギングに行ってきました！

＊注意！長いですから、適当に読み飛ばして下さい！

遡ること一週間前。突然できた釣行チャンス。迷わずユレマヒさんに連絡したところ、

同乗OKのご返事！兼ねてから希望していたコラボ決定です！しかも出船前日には３年ぶり

となるブルマンさんも同乗して頂けるとのこと！

釣行決定以降、毎日GPVと睨めっこしていた甲斐もあって（？）、当日は絶好の釣り日和！

船酔いに弱い自分は穏やかな釣り日和でコラボ釣行できるというだけでウキウキ！

しかもシーバス、ハマチ、メジロあるいはこんなものが釣れるとかもと聞いて翌日もあまり寝付

けず・・・・出港一時間以上前にすでに到着


初めての乗船で、駐車位置があっているのかソワソワしていると、ブルマンさん登場！ご挨拶もソコソ

コにヒットジグやタックルについてレクチャーしていただきます。乗船手続きをすました頃にはユレマヒ

さんも登場！仕事上がりにも関わらず、お付き合い頂いた事に重ねて感謝！釣行前に詳細な釣り方の

レクチャーを頂いただけでなく、当日は、昼食の差し入れまで用意していただき・・・・・自分も大人として

外の方を地元に受け入れる時はこういうホスピタリティを持たねばいかんなー。と真剣に思いました。

そして・・・・出航！



ジギング２回目の自分は船室で船長、ユレマヒさん、他のお客さんに色々教わりながらポイントを目指しま

す。この時間も楽しい。

さて！朝イチはシーバス狙い！

６０－１００ｇ程度のジグをボトムまで落とし、５から１５ｍ程巻いては落としてを繰り返します。

この動作はもちろん、フォール中のあたりが多いのでベイトタックルがオススメです。

ロッドは柔らかめ、フックは細軸、PE０．８‐１．０号程度のライトタックルです。



その他にも今回は幾つかポイントがあって、まずベイトのコウナゴに合わせたシルエットを

選ぶこと、そしてリアにブレードフックを仕込むこと！これで結果がかなり違うみたいですね。

さて、実釣開始！

クルクルクル・・・・・・パチッ（クラッチオフ）・・・・・・クルクル・・・・・パチ（クラッチオフ）・・・・・・

うん！まぁそんな甘くないですわ！！

でもクラッチを切った瞬間など、ティップやラインの動きにも集中して打ち返します。

と、その時！！

背面の釣り座でなにか大きな歓声が！ユレマヒさんが様子を見に行くと！

なんとブルマンさんが船中初しかも８０センチ近いシーバスをゲットしたとのこと！

さすがシーバスキラー！！ショアでもオフショアでもその魅力がシーバスを魅了するのか！？

しばらく後に、実物を見ましたが、よく考えたら私生まれて初めて「ランカー」を見たかも！

しかもベイト鱈腹食べて胴回りが半端無く太い！！！その上、「いまたろうさん、これあげる」

・・・・えー！マジですか！！絶対美味い魚を！？

俄然テンションアップ！！更に集中して打ち返しますが、その後しばらくはホウボウや

アイナメ、ムシカレイなどが周りのアングラーに釣れているも、私には音沙汰なく・・・・・・

そろそろ、「このルアーであってるのかしら？」とか初めての釣り特有の疑問を持ち始めたその時

着底後にググっと！（根がかり？）ロッドを煽って聴くと魚信！

ヒット！！折角の初ヒットをバラすまいと、ゴリ巻き！結構重い！船長タモアシであがってきたのは！

・・・・２５センチくらいのムシカレイ・・・・

あれ？初フィッシュで嬉しいけど、妙に重かったなぁ・・・やっぱり安いハイギアリールで７０ｍくらいから

巻いてくるの結構大変だわ。

しかし、どんな釣りでも初モノは一気に気を楽にしてくれます。また、選んだルアーで釣れることも分か

ったので、ますます集中して打ち返します！

すると、おとなりのユレマヒさんにも良型のマトウダイがヒット！！これも美味そうな魚です！

そのご、数十分は船中もとくに大きな動きもなく時間が過ぎていきます。

わたしも、何度も底を切り直しているうちに船底へ走ってしまったラインを高速巻きで回収・・・・・・

ズドン！！（え！？）

一瞬、反対側の方のラインとお祭りしてしまったか！と恐る恐るロッドで聴いたところ、動いてる！

そこでようやく大合わせ！乗ってる！今回はムシカレイの比じゃないトルクで走ります！フルロック

のドラグからは時折ラインが閉めだされ、ゴリ巻きしたくても、巻くに巻けない嬉しい悲鳴！夢中になって

やりとりしているとすでに船長がタモをもって傍らに居てくれました。テンパる渡しを巧みにリードして

「メジロや」と。海面深くに見えたのは憧れの青物さん！明らかに交通事故ヒットですが、この際

何でもいい！！夢中でやりとりして無事にネットイン！ユレマヒさんや、他のお客さんにも祝福

してもらいました！全く狙った釣れ方ではないですけど、この強引が味わえただけで嬉しい！

青物楽しすぎる！

覚束ない手で、血抜きをして、ユレマヒさんに神経締めを手伝って頂きましたー！

しばらくは放心状態で、打ち返しますが、まぁ、そんな中釣れるはずもなく、また時は過ぎていきます。

そしてハマチ狙いへポイント移動！

ハマチはやはり高速巻きやショートピッチなど速い動きが良いそうです。

が・・・・難しい感じですねー。でも、感度はバリバリ出ていて、他の遊漁船もそのポイントから全く

動きません。船長もアナウンスで「ココで掛けることが出来るか否かは完全にウデの差」と。

うーん、道理で自分にはなにも反応が・・・・と思ったその時！隣でユレマヒさんにヒット！

さすがですねー。船長のアナウンス直後のヒット。やはりスゴイですねー。ユレマヒさんにはその他

にもジャーキングを真横で見させてもらってたいへん勉強になりました。見知らぬ方をガン見する

わけにも行かないですし。そもそもハマチと大型青物の狙い方など違うということも初めて知りました。

しかし、やはり全体的にハマチが渋い状況は変わらず、時間は既に１４時３０分・・・・・

「最後シーバスやってかえるよ」というアナウンスが入って、ポイント移動開始。なんとなく船室に入り、

ユレマヒさんと船長のやりとり（聞こえない）が終わった直後、船が停止。

あれ？シーバスポイントじゃない？

どうやら、良い反応があったので、シーバス前に青物狙って行くみたい。

「青物最後だから頑張ってシャクってねー！少し前に８６センチのマサもあがってるから」と船長。

マサ・・・そうヒラマサ様です！まぁそう簡単に釣れるものじゃない憧れのブルーランナーですねー。

よーし！最後か！と、既に乳酸が貯まったカラダに気合を入れしゃくります。

自分のジグが着底するまでの間、船首アングラーの凄まじいジャーキングを「すげーなー」と眺め

ていると、なんとその方ヒット！しかもかなりいい引き！しかしあえなくフックアウト・・・・あぁーと一同がため

息をついたそのあと、再度ヒット！！一度バレたジグを追い食いしてる！！

おおお！時合や！マッチザベイトやー！とテンション上がった其の時、私のジグも着底！

もちろん気合マックスで大きくファーストジャークを入れたその時！

ドスン！！

キーーーーターーーー‐！！

今回は完全に乗せた！根がかりではない！フルフッキングすると間違いなく青物の反応！！！

可能な限りゴリ巻きで寄せようとするけれど、重い！

リールもアセレーションSW６０００PGで、そんなに非力ではないはずだが、どうにも巻けない！

何とか巻くが手首が悲鳴を上げるほど。そうこうしているうちに船首の方のタモアシが終わった

船長が私のところに到着。相変わらず、むちゃくちゃ重いが絶対獲りたい！

海面ちかくなったその時、少しだけ軽くなったのでそのまま巻き上げて無事ランディング！

本日２本目のメジロでした！！

船長曰く、「見えた時に２匹いたぞ？一匹バレたんだな」・・・・どうやらメジロダブルだったみたい！

どうりで重いですわ。久々に我を忘れて「重いー！」とか騒いでしまいましたww

結局この日はこれでストップフィッシング！

結果はムシカレイ１　メジロ２と大満足の釣果でした！



シーバスの他にもアイナメやカナガシラ（ホウボウ）を分けてもらい、クーラー満タンで帰宅。

お世話になってる人々におみやげを渡すこともできました。もちろん、自分で食べても最高に

美味しかったです！

シーバスの真子と肝の煮付け


カナガシラとアイナメのアクアパッツァ


メジロとシーバスのお刺身


ということで、今回は言うまでもなく、記憶に残る最高に楽しい釣行になりました。

コレも全てユレマヒさんの的確なアドバイスのお陰です！本当にありがとうございました！

うー！ジギング楽しい！！


今回はコチラの船にお邪魔しました。釣らせたい！そんな船長が待ってます！




次回は、もう少しタックルや釣り方について「実釣編」をアップする予定です！